はじめに
こんにちは、Ryuです。
自社開発企業の正社員エンジニアである僕ですが、この度フリーランスになることになりました。
年明けからフリーランス開始です(*‘ω‘ *)
この記事では僕がフリーランスになるまでの行動を備忘録としてまとめます。
前提
正社員→エージェント経由でのフリーランスエンジニア
エージェントの方に案件の紹介を受けた時のスキルセットとしては以下の感じです。
・エンジニア歴は5年
・フロントエンドエンジニア2年(web制作会社)→フルスタックエンジニア3年(自社開発)
・Typescript/React/Next.js/Go/AWS/Git/Docker(経験年数3年)
・神奈川住みだが都内への通勤可能
・自己PR:フルスタックで要件定義~開発~リリースまでできます!フロントエンドのリーダーもちょっとやってます!
・面接は得意な方かも(自分で言うことではないですが、人柄が良さそうと言ってもらえることが多いです、、!(嬉しい))
・ポートフォリオなし、Qiitaへ記事投稿していたことも伏せていました。
何故フリーランスになろうと思ったのか
A:お金が欲しかったから
ええ、これが動機の大部分を占めます。
人間社会で生きていく以上、ご飯を食べるにも、服を買うにも屋根のある場所で寝るのにだってお金がかかりますから。
直近だとお米の値段が2倍近くになりましたね。
ですが僕の給料は新卒の頃から5年かけて1.1倍になったかな~?くらいです。
このままでは物価高と税金増加の勢いが昇給率を上回り、給与が消滅すると危機感を覚えました。
また、将来結婚して子供ができて、、、、などを考えた時に今の収入では結婚式する!車買う!都内に家を建てる!!なんて生活は厳しいと言わざるを得ない現状です。
そのため安定した立場や保証などを捨て去り、会社に依存せず自分の力でお金を稼ごうと一念発起しました。
また、もう一つ理由を挙げるとするならば、様々なプロジェクトを渡り歩いてみたいという気持ちもありました。
エンジニアの生存戦略として、「スタートアップベンチャーのサービス立ち上げからシステム開発したことあります!」「金融システムのセキュリティ周り開発したことあります!」「大規模プロジェクトでのアジャイル経験ありです!」なんて肩書引っ提げてたら強そうじゃないですか?(安直)
幸いフルスタックとしてモダンな技術にも触れていたので、いろんな開発にアサインすることはできるんじゃないかな~という目算はありました。
まずなにをしたか
フリーランスエンジニアが仕事を獲得する経路は様々あるかと思いますが、僕はまずエージェント経由で仕事をもらうことにしました。
SNSやクラウドソーシング経由で仕事を得ようにも実績がないですし、そもそも勝手が分かりません。
その経路は一旦自分がフリーランスになってから、都内で開かれている交流会などに参加したり、ブログ発信を続けたりしてフリーランスエンジニアとしての看板をキチンを背負えるようになってから開拓しようと考えました。
そのためエージェント経由で仕事をもらう時、今の自分ならどのくらいの単価の案件を獲得できるのかフリーランスエージェント何社かに聞いてみました。
その結果だいたい70~75万/月くらいは行けるだろうといった単価感でした。
………今回のボーナスよりも多いぞッッ!(驚愕)
僕はフリーランスエンジニアになることを決め、さっそく案件紹介を開始してもらうことにしました。
詳細は割愛しますが、案件提案→企業担当者と面談→参画決定まではめちゃくちゃ早かったです。
アクセルべた踏みで自分の人生がすごいスピードで進んでいきます。
本当にフリーランスになっても大丈夫かな、、なんて不安が頭をよぎりましたが、もう後戻りできないので突き進むのみ!です。(笑)
フル出社でもOKという条件を出していたこともあって見積よりも若干高い月単価76万円で案件は決まりました。
エージェントを利用する際に気を付けること
僕は今回大手と小規模含めて4社エージェントを利用してみた感覚で言うと、案件数・単価感・サービスの質は大手のエージェント使っておけば問題ないかと思います。
マイナーなエージェントだと案件数や単価感に物足りなさを感じました。。。
エージェントは複数社使った方がいいです!
なんやかんやエージェントごとに提案してくれる案件の金額感に差があったりもするので、一つだけしかエージェント使っていないと低単価での契約になってしまったりすることもあるんじゃないかなあと思います。
フリーランスエンジニアの税金ってどうなるの?
あとは上司に退職する旨を伝えてフリーランスになる準備をするだけです。
その際僕が懸念していたことは、フリーランスになった時の税金ってどうなるんだ……?です。
フリーランスって会社員に比べて税金が高いみたいですね(無知)
正直自分が今払っている税金の内訳すらわからない状態だったのでこのままではいかん!と税金の勉強を始めました。
個人事業主の税金について詳しく説明している記事や動画はたくさんあると思うので、詳細はそちらを見ていただきたいのですが、どうやら個人事業主が払う税金は主に以下の6つらしいです。(社会保険料、年金は税金ではないですが、自分が払わなければいけないお金というくくりで記載させていただいてます。)
・所得税
・住民税
・個人事業税
・消費税
・社会保険料
・年金
個人事業税はかかる職業とかからない職業があるらしいので最寄りの税務署に電話して確認したところ、フリーランスエンジニアの個人事業税は確定申告してからじゃないとかかるかどうかわからないと回答いただきました。
どういうこと??って感じですが、どうやら一概にフリーランスエンジニアと言っても働き方は人それぞれなので、個人事業税が発生する条件となる請負業になるかならないかは税務署の人が個別で確定申告の内容を確認しないと判断できないらしいです。
消費税は最初の2年はかかりません。(税務署の人に確認しました)
年の売り上げ?が1000万を超えた2年後から消費税が発生するらしいです。
はい、フリーランスエンジニアになろうとしている皆さん。消費税と聞いて気になるのはインボイス制度のことですよね。
結論から言うと、エージェント経由で案件を獲得する働き方の場合、インボイスは関係ないと思って大丈夫かと思います。インボイス登録すると売上が1000万超えてなくても消費税払わないといけませんが、エージェント経由ならインボイス登録してなくても余裕で案件獲得できます。
売上が1000万超えたらどのみち消費税払わないといけなくなるので、僕はその時に登録すればいいかなと考えています。売上1000万は月84万稼げば到達でき、フリーランスのエンジニアなら全然現実的なラインなのかなと思います。
社会保険料についてですが、フリーランスになったら会社で入っている保険は使えなくなります。そのため自分で新しく保険に入らないといけません。
ほとんどの個人事業主の方は国民健康保険に加入することになるらしいですが、この保険ばか高いらしいですね。(絶望)
何とか安くできないかなと調べた結果、退職しても手続きすれば2年間は会社で使っていた保険を継続して使用できるらしいのでその制度を利用することにしました。気になる方は「健康保険 任意継続」などで調べてみてください!多分勤めている会社の担当の人に聞いたら教えてくれると思います。
所得税や住民税、年金などに関しては特に言及することはないでしょうか。
強いて言うなら会社が途中まで払ってくれてるのでフリーランス初年度は自分で納める分は少ないだろうということと、所得税などを減らすためにideco(所得控除効果が大きいと感じた)を始めようと思ったことくらいです。
そしてフリーランスへ
フリーランスは案件への参画のスピード感が早いので、普通の転職の時みたい入社まで3か月空いたりしません。
大体案件参画が決まった次の月には働き始めるっぽいです。
そのため有給はかなり残っていましたが2024年の年末に退社し、2025年1月6日(月)からフリーランスとして働き始めることになりました。
今後このブログではフリーランスエンジニアとしての働き方だったり、日常だったりをお届けしていけたらいいなと思っています。
なるべく僕が体験したリアルな情報をそのまま記事にしようと思っているので楽しみにしていてください。
読んでいただきありがとうございました!